【諏訪市】どんなお灸で治療しているの?当院で行っている3つのお灸のご紹介

こんにちは
きゅうときどきはりやざわ院長の矢澤です。

みなさんは「お灸」と聞いて、どんなイメージを持たれますか?
「熱そう」「煙がもくもく出る」「昔ながらの民間療法」──そんな印象をお持ちの方も多いと思います。

でも実際には、お灸にはいろんな種類があり、症状や体調に合わせて方法を変えることで、とても心地よく、安心して受けていただける治療なんです。

今回は、当院(諏訪市の鍼灸院)で実際に使っているお灸の方法をご紹介します。これを読んでいただければ、「どんなふうにお灸をするのかイメージできた」「ちょっと受けてみたい」と思っていただけるのではないかと思います。


お灸にはいろんな種類がある

「お灸」と一言でいっても、実は一種類だけではありません。昔ながらのひねるタイプから、広い範囲を温めるもの、火傷の心配が少ないやさしいタイプまで、さまざまです。

私が臨床でよく使っているのは、以下の3種類です。


1. 小さくひねるお灸

もっとも伝統的で、よもぎのもぐさを小さくひねって直接皮膚の上に置き、火をつける方法です。
ピンポイントに熱を届けられるため、ツボをしっかり刺激したいときに使います。

昔ながらの方法ですが、やけどにならないよう注意を払いながら行います。実際に患者さんに行うときには皮膚に直接やらずにシールを貼るので安心です。小さな刺激で体の変化を実感できるのが魅力です。


2. 箱でやるお灸

木の箱の中にもぐさを入れて、箱ごと体の上にのせて使うお灸です。
広い範囲をじんわり温めることができるので、お腹や腰、首肩まわりなど、冷えやすい部分にぴったり。

特に、寒さが厳しくなる諏訪市の冬には大活躍します。温泉に浸かっているような感覚で、とてもリラックスできるのが特徴です。


3. 棒状のお灸

線香のような棒状のお灸をツボに近づけ、直接肌に触れずに温める方法です。
温度を調整しやすく、火傷の心配が少ないので、お灸が初めての方でも安心して受けられます。

「熱いのは苦手…」という方にもおすすめできる、おだやかな刺激のお灸です。

こちらも足やお腹などにおすすめです。


症状や状態に合わせて使い分けています

この3種類のお灸を、患者さんのその日の体調や症状に合わせて組み合わせながら使っています。

  • 「最近なんとなく身体が重い」
  • 「疲れが抜けない」
  • 「足が冷える」

そんなお悩みを抱えている方には、お灸がとても相性の良いケアになります。

特に、冷えや自律神経の乱れに対しては、じんわり温めることで巡りを整え、心身ともにリラックスできることが多いです。


お灸は続けることで効果が高まります

一度のお灸でも「気持ちいい」「身体が温まった」と実感していただけることは多いです。
でも、お灸の良さは「続けていく」ことでさらに高まります。

定期的に体を温めることで、冷えにくい体質づくりや、季節の変わり目でも体調を崩しにくい状態につながっていきます。

諏訪市は朝晩の冷え込みが強く、急に気温が下がる季節には体調を崩しやすい環境です。だからこそ、継続的なお灸のケアが役立つと感じています。


おわりに:安心してお灸を体験してください

今回は「当院でどんなお灸を使っているのか」という紹介でした。
「熱いのかな?」「痛くないかな?」と不安に思う方も多いのですが、実際にはとても気持ちよく受けていただける治療です。

詳しい症状ごとの使い分けやセルフケアの方法については、また別の記事でお伝えしていきます。

お灸に少しでも興味がある方は、ぜひ一度体験してみてください。諏訪市でお灸を受けてみたい方のご来院をお待ちしております。

「【諏訪市】どんなお灸で治療しているの?当院で行っている3つのお灸のご紹介」への2件のフィードバック

    1. 若林様

      コメントありがとうございます。
      味覚障害の原因にもより難しいこともありますが、よくなるケースもあります。
      味覚障害のケースではお灸ではなく、鍼を使用しております。

      おそらくこちらのコメントですと書けること、書けないことあると思いますので、
      LINE、またはインスタグラムのDMなどからメッセージを送っていただければ詳細のご提案は可能でございます。

      ご検討いただければ幸いです。
      コメントありがとうございました。

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