ひねるお灸はなぜ効くのか

だから熱さが大事なんです!

ひねるお灸とは

米粒くらいにひねったもぐさをツボの上で燃やす、日本の伝統的なお灸です。じんわり温めるお灸とは違い、一瞬だけしっかり熱を入れるのが特徴です。

なぜ熱さが大事なの?

人の体には「熱さ」を感じるセンサーがあり、ある温度を超えると体が反応を始めます。ひねるお灸は、そのスイッチを一瞬だけ押すことで、血流の改善・体の修復力の活性化・痛みの緩和につながります。
つまり、「熱い!」と感じる瞬間こそが効果の入口なのです。ただし実際には、やけどにならないように熱の強さや回数を細かく調整します。

期待できる効果

  • 血流をよくする:こりや冷えを改善
  • 体の修復を助ける:疲れにくい体づくり
  • 痛みを和らげる:腰痛・関節痛・神経痛など
  • 自律神経を整える:胃腸の調子や睡眠リズムをサポート

続けることが大切

お灸は1回で劇的に変わるものではありません。続けることで少しずつ体質に変化が出て、「冷えにくい」「疲れにくい」体に近づいていきます。


よくあるご質問(Q&A)

Q. 熱さが怖いのですが、大丈夫ですか?
A. はい。お灸は「熱さを感じるけれど皮ふを傷めない」範囲で行います。初めての方は弱めに調整しますのでご安心ください。

Q. どんな症状におすすめですか?
A. 慢性的な肩こり・腰痛・冷え・胃腸の不調・不眠などに役立つとされています。特に「体質を整えたい方」におすすめです。

Q. どのくらい通えばいいですか?
A. 個人差がありますが、最初は週1回ほど続けると効果を実感しやすいです。調子が安定してきたら間隔をあけていきます。

Q. やけどの心配はありませんか?
A. 正しい方法で行えば問題ありません。当院では皮ふの状態を見ながら熱量を細かく調整します。セルフ灸の場合も使い方を丁寧にお伝えします。

Q. 家でもできますか?
A. できます。薬局でも販売しているようなお灸をご紹介します。

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